
「フォークリフトのバッテリー交換費用が、思ったより高くつくな…」
会社のコスト管理を担う経理担当者様なら、一度はそう感じたことがあるかもしれません。
実は、その高額なバッテリー交換費用、日々の「ちょっとしたメンテナンス」を見直すだけで、大幅に削減できる可能性があります。
多くの現場では、バッテリーに関する正しい知識がないまま誤った管理をしてしまい、本来もっと長く使えるはずのバッテリーの寿命を縮めてしまっているケースが後を絶ちません。
この記事では、フォークリフトの維持コスト削減を目指す経理担当者様に向けて、『バッテリーの寿命を縮めるNG行動』と、『寿命を延ばしてコストを賢く抑える正しいメンテナンス方法』を誰でも分かるようにやさしく解説します。
なぜバッテリーはすぐにダメになる?原因は「バッテリー液」の管理ミス
フォークリフトで主流の鉛バッテリーは、定期的な「バッテリー液」の補充が欠かせません。
このバッテリー液の管理こそが、バッテリーの寿命を左右する最大のポイントです。
想像以上に早く減るバッテリー液
フォークリフトは稼働中にバッテリーが高温になるため、バッテリー液の蒸発スピードが想像以上に早いという特徴があります。
液が規定量より減った状態で使い続けると、バッテリー内部の電極が露出し、深刻なダメージを受けてしまいます。
これが性能低下や寿命が縮まる大きな原因です。
多すぎてもNG!補充量の間違い
逆に「減るのが怖いから」とバッテリー液を規定量以上に入れてしまうのも問題です。
充電中にバッテリー液が膨張して溢れ出し、溢れた液体がバッテリー本体やフォークリフトの車体を腐食させ、故障や思わぬ事故に繋がる危険があります。
このように、バッテリー液は「少なくても多すぎてもダメ」という、とてもデリケートな管理が求められます。
コスト増に直結!バッテリー寿命を縮める3つのNG行動
日々の業務の中で、知らず知らずのうちにバッテリーの寿命を縮める行動をとっていませんか?
よくある3つのNG行動を確認しましょう。
- NG1:バッテリー液のチェックを怠る
「まだ大丈夫だろう」という思い込みが一番危険です。
液量が不足したまま稼働させるとバッテリーにダメージを与え、高額な交換費用に直結します。 - NG2:水道水を補充する
バッテリー液の補充には、不純物を取り除いた「精製水(バッテリー補充液)」を使わなければなりません。
水道水に含まれるミネラルなどの不純物は、バッテリーの化学反応を妨げ、性能を著しく低下させます。 - NG3:充電「前」に液を補充する
バッテリー液は充電中に液面が上昇します。
そのため、充電前に補充すると溢れてしまう可能性が高くなります。
補充のベストタイミングは「充電後」です。
コスト削減を実現!バッテリー寿命を延ばす正しいメンテナンス手順
難しい作業は必要ありません。
以下の3つのステップを現場で徹底するだけで、バッテリーの寿命は見違えるほど延び、交換コストを大幅に削減できます。
ステップ1:【週に1回】液量を必ずチェック

まずは、バッテリー液の量を定期的にチェックする習慣をつけましょう。
バッテリーの側面にある「UPPER LEVEL(上限)」と「LOWER LEVEL(下限)」の間に液面があるかを確認します。
もし下限に近い、または下限を下回っている場合は補充が必要です。
ステップ2:【充電後に】正しい量の精製水を補充
液の補充は、必ずフォークリフトの充電が終わった後に行います。
補充に使うのは、カー用品店などで手に入る「精製水(バッテリー補充液)」です。
液面が「UPPER LEVEL(上限)」を超えないよう、慎重に補充しましょう。
ステップ3:【定期的に】バッテリー本体を清掃
バッテリーの上部や端子周りが汚れていると、漏電(自然放電)の原因となり、バッテリーの消耗を早めます。
濡らした布などで定期的に拭き掃除を行い、常にきれいな状態を保つことも重要です。
正しいメンテナンス知識で、会社のコストを削減できます
フォークリフトのバッテリーは、決して安い部品ではありません。
交換サイクルが1年延びるだけで、1台あたり数十万円のコスト削減に繋がることもあります。
今回ご紹介した、
- 定期的な液量チェック
- 充電後の正しい補充
- バッテリー本体の清掃
という基本的なメンテナンスを徹底するだけでバッテリーの寿命は確実に延び、安全な作業環境も維持できます。
これは、会社の利益に直結する重要な取り組みです。
私たち「セイビバ」では、ノーパンクタイヤや各種オプション用品の提供だけでなく、フォークリフトの正しい整備やメンテナンスに関するご相談も承っています。
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